「子供を変えて欲しい。」
最近よく来る困ったご依頼です。
お母さんが子供を連れてきて、「この子を変えて欲しい。」というのです。
どのように変えて欲しいのか?と聞くと、大抵の場合、勉強ができるように変えて欲しいと言われます。スポーツができるように、という場合もあります。
どうして僕のところに頼みに来るのかわからないのですが、
僕が心理学も勉強していたからでしょうか?
しかし僕が心理学を教わった、衛藤先生はハッキリおっしゃってました。
「他人と過去は変えられない。」
「変えられるのは自分と未来だけ。」
それに、連れていかれる子供の気持ちにもなってみてください。
子供には基本的に向学心というものがあります。何かを学びたい、成長したいという気持ちを持っています。
それが親の希望と一致してないだけなんです、
僕の父は職人でしたから、小さい頃から「手に職をつけろ!」とよく言われました。
しかし僕はコンピューターの勉強がしたい、エンジニアになりたいと言うと、「そんなもの勉強して何になるんだ!」と反対されました。
コンピューターエンジニアだって立派な「手に職」だと思っていたけど、父には理解してもらえませんでした。
たぶん父は僕を(職人を目指すように)「変えたい」と思っていたことでしょう。
話がそれましたが、変えられるのは自分と未来だけです。
つづく
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